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H23.05.19 福島みずほ議員(社民): 外国から寄与された放射線量測定機器 計5万枚の行方

国会会議録 : 177-参-厚生労働委員会-10号 平成23年05月19日
質問者: 社民党・福島みずほ議員

– – – – -(Refer) – – – – – –
◆ブロガーYougenさん http://yougen.blog.so-net.ne.jp/2011-04-27
福島みずほのどきどき日記 外国からの放射線測定器の受け入れ状況
◆関連国会議事録
[003/003] 177 – 衆 – 経済産業委員会 – 3号  平成23年04月06日  自民党・西村(康)議員
[002/003] 177 – 参 – 厚生労働委員会 – 6号  平成23年04月19日  共産党・田村智子議員
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〇福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、放射線検量器、それから被曝の問題についてお聞きをいたします。
外国から放射線線量計がたくさん送られてきております。それぞれ幾つぐらい送られてきて、そして現在どこで使用されているのか教えてください。

〇政府参考人(武藤義哉君) お答えいたします。

外国から我が国に提供された放射線量を測定する機器でございますけれども、米国からは三月二十日及び二十七日に放射線線量計三万一千枚、四月二十九日に個人線量計二千個が送られてきております。英国からは四月二日及び十二日に放射線サーベイメーター二百四十九個、フランスからは三月二十五日に放射線測定器二百五十個、四月十日に個人線量計三百十個、カナダからは四月六日に放射線サーベイメーター百五十四個及び個人線量計五千個、ロシアからは四月九日に個人線量計四百個、韓国からは五月四日に放射線サーベイメーター二十個、フィンランドからはEUを通じて四月五日に放射線サーベイメーター五十個がそれぞれ我が国に到着しているところでございます。

外国から我が国に提供された放射線量を測定する機器の行き先でございますけれども、アメリカからの放射線線量計については防衛省、消防庁それから東京電力に、それから個人線量計については福島県、農水省、厚労省などに、それから英国からの放射線サーベイメーターは東京電力に、フランスからの放射線測定器は福島県、消防庁、東京電力に、個人線量計は東京電力に、それからカナダからの放射線サーベイメーター及び個人線量計は福島県及び東京電力に、ロシアからの個人線量計は農水省及び原子力被災者生活支援チームに、韓国からの放射線サーベイメーターは原子力安全・保安院に、EUを通じたフィンランドからの放射線サーベイメーターは茨城県に、それぞれ受け入れられていると承知してございます。

– – – -(※注: 武藤参考人の説明する個数などのまとめ)- – – –
付与国 | 日付 | 個数 | 行先 |
米国:  3/20, 3/27   計31,000個 >>> 防衛省、消防庁、東京電力
個人:  4/29        計2,000個  >>> 福島県、農水省、厚労省
英国:  4/20, 12       計249個 >>> 東京電力
仏  : 3/25 (測定器:250+個人線量計:310)   計560個 >>>福島県、消防庁、東京電力
カナダ: 4/6 (測定器:154+個人線量計:5000) 計5,154個 >>>福島県、東京電力
ロシア: 4/9       計400個 >>> 農水省及、原子力被災者生活支援チーム
韓国 : 5/4         計20個 >>> 原子力安全・保安院
フィンランド: 4/5       計50個 >>>茨城県
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

〇福島みずほ君 約五万個外国から放射線計量計が寄附されているわけですが、今話していただいたのによると、全部これはもう既に配付済みということでよろしいんでしょうか。

〇政府参考人(武藤義哉君) 基本的に、マッチング等をいたしまして、来たものを、必要に応じてでございますけれども、基本的には今申し上げたようなところにもう渡されているというふうに理解してございます

〇福島みずほ君 確認しますが、全部既に今おっしゃったところに配付をしているということでよろしいんですか

〇政府参考人(武藤義哉君) 今申し上げたところに配付してございます

〇福島みずほ君 保安院が預かっているものについて成田に留め置かれて使われていないということも聞いているんですが、この二、三日前までにおいてもというか、割と最近においても全部配付済みということでよろしいんでしょうか

〇政府参考人(武藤義哉君) 配付されてございます。ただ、使用につきましては、先ほど申し上げましたマッチングをいたしまして、使えるものは使いますけれども、そのスペック上使えないようなものもございますので、そういったものについては使っていないものもあるというふうに承知してございます。

〇福島みずほ君 アメリカから来ている放射線線量計三万一千枚、これは全て現地というか、配付済みということでよろしいんですね

〇政府参考人(武藤義哉君) 三万一千枚については、防衛省、消防庁、東京電力の方に配付済みであるというふうに承知しております

〇福島みずほ君 東京電力に確認をいたしました。東京電力は、なかなか、今調査中ということで返答が正直言うと遅れたんですが、フランス政府から来た三月二十五日の分については六十三台、そして四月十日フランスから送られた三百十台はこれから配付を受けるというふうに聞いております。まだ東電はもらっていない。東電の回答は、四月十日フランスから来ている三百十台については今後もらう予定であるという回答なんですが、まだ配っていないんじゃないですか

〇政府参考人(武藤義哉君) 今申し上げたところでも、少なくとも受入れは決まっているというふうに聞いてございます。現実に彼らが、ちょっと、受領しているかについては確認してございません

〇福島みずほ君 なぜこの質問をするかといいますと、外国からわざわざ送られてきた。放射線計量器は、補正予算で、文科省二千七百台、農水省が自治体が購入すれば二分の一補助、経産省は中性子、アルファ線、ガンマ線を調べる二・五億円補正は付いています。しかし、外国から放射線計量器が送られたというふうに私たち聞いて、なかなかそれがみんなに行き渡っている感じがしないので聞いているわけです。
それで、送る予定というのと送ったというのは話が違うじゃないですか。フランスは四月十日、三百十個、東電に送る予定ということでよろしいんですね

〇委員長(津田弥太郎君) 武藤審議官に申し上げます。時間が短いんで、正確に述べてください。

〇政府参考人(武藤義哉君) 我が国としては、これは先ほど申し上げました、四月十日に日本に到着をして受け入れております日本の倉庫に受け入れております。
そこで、そこから先、東京電力で受け入れることになっていますが、現実に、ちょっと、東京電力が受け入れて、もう既に彼らが持っているかどうかについてはちょっと確認してございません

〇福島みずほ君 おかしいじゃないですか。だって配付済みだとおっしゃったじゃないですか。倉庫に入っているんだったら現地に行っていないですよ。

〇政府参考人(武藤義哉君) 申し訳ありません。正確に申します
日本に到着はいたして、先ほどの日付で到着して、倉庫にまず入れております。受入先については、逐次、先ほど申し上げたところに配付してございますが、まだ申し上げましたように予定であるところもございます

〇福島みずほ君 予定であるところはどこですか。まだ倉庫の中に入っているものはどれぐらいあるんですか。

〇政府参考人(武藤義哉君) 申し訳ありません。
ちょっと個別のあれについて、どれがまだ予定であって、どれが既に受入れ、受入れといいますか、そのそれぞれのところで受入れ済みかについては、ちょっと確認をしてございません。

〇福島みずほ君 先ほど全部配付済みだとおっしゃったじゃないですか。倉庫の中に入っていたら行っていないですよ。というか、使われていないですよ。一番大事なのはみんなに使われることです。
これは、外国からもらって、受け入れて、倉庫にあると。その後、悪いけどほったらかしていたということにもなりませんか。だって、四月十日、フランスからもらった三百十、まだ東電はもらう予定だとしたら、一か月以上たってまだ倉庫の中にあるんですよ。
武藤さん、倉庫の中に、成田の中にかなりあるんじゃないですか。(発言する者あり)
委員長。

〇委員長(津田弥太郎君) ちょっと速記止めてください。
〔速記中止〕

〇委員長(津田弥太郎君) 速記を起こしてください。

〇政府参考人(中西宏典君) お答え申し上げます。
フランスからのお送りいただいた個人線量計というのが、フランス側は千四百八十九個を送ったと……

〇福島みずほ君 ちょっと時間がないので、三百十個が四月十日付けで来て、まだ行っていないことで結構です。一四八九個は結構です。

〇政府参考人(中西宏典君) はい。
我々まだ現場の、本当に東京電力の現場の方々のところに届いているかどうかのまだ確認はしてございません。確認は取れてございません。

〇福島みずほ君 保安院、他のものについては全部現場に行っていますか。成田の倉庫にあるというふうにも保安院が言ったという説もあるんですが、全部これは現場に行っていますか。

〇政府参考人(中西宏典君) フランスから送られたもので、全て現場に届いているかどうかは、ちょっとそこは調査させていただきます。

〇福島みずほ君 フランス以外についてはどうですか。

〇政府参考人(中西宏典君) そこの、ほかの国から送られて、先ほど外務省の方からもお答えありましたけれども、現場の、本当に、現場というか計測するところにどれほど届いているかということについては現段階で全て把握できてございませんので、追って調査させてください。

〇福島みずほ君 全てでなければ、分かった分だけ教えてください。さっき、全部配付済みだと冒頭おっしゃったでしょう。今、確認できないとおっしゃっているじゃないですか。でも、全部はまだですとおっしゃるんだったら、どこを配付して、どこを配付していないのか、少なくとも、配付したのはどこが確認できたか答弁してください。

〇政府参考人(武藤義哉君) 申し訳ありません。先ほど配付済みと申し上げましたが、訂正させていただきます。
その受入れがそういったところで決まったという意味でございまして、全て現地に配付されたという趣旨ではございません。申し訳ありませんでした。

〇福島みずほ君 せっかく線量計もらって、倉庫にあるんだったら何のためになるのか。
保安院、済みません、成田に例えば一万九千個計量計が留め置かれているというふうにも言われているんですが、これは事実ですか。

〇政府参考人(中西宏典君) 済みません。そこの点につきましても現段階ではちょっと現状を把握してございませんので、追ってまた御報告させていただきます。

〇福島みずほ君 保安院、これ質問通告しているんですよ。全部配付したかどうか言ってくださいよ。あるいは、配付したかどうかの確認をしなかったということそのものが問題だと思います。どうですか。

〇政府参考人(武藤義哉君) 具体的なその数についてはちょっと確認してございません。ただ、倉庫にあるものについては、例えばそういう個人線量計なんかでも、失礼しました、放射線線量計なんかについても、そのスペックがなかなか現実の使用に合わないものもあって、そういったものはもしかすると現地に行っていないと、そういうこともあり得るかと思っております。

〇福島みずほ君 いや、届いて倉庫にあることは分かっているんです。その後、もう二か月ぐらいたって、ちゃんと使われたかどうかということなんです。
保安院、これ重要なことで、成田の倉庫に一万九千個計量計が留め置かれているというふうにも言われているんですが、これはそうなんですか。

〇政府参考人(中西宏典君) 済みません。先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、現在のところその現状についてまだ把握してございませんので、後ほど調査させていただきたいと思います。

〇福島みずほ君 いや、うそですよ。把握しているでしょう。──じゃ、確実に配付したところだけ教えてください。

〇政府参考人(武藤義哉君) 先ほど申し上げた受入れというのは、その受入れがそこに決まっているということしかちょっと現段階で把握しておりませんので、申し訳ありません、ちょっと、どれが確実にということをちょっと今の段階で我々承知しておりません。

〇福島みずほ君 東電に行った、三月二十五日フランスの二百五十個、これは東電は受け取っているという答えだったんです。四月十日の三百十個はこれからもらう予定だということだったんです。
さっき、全然違うじゃないですか。外国から来て倉庫にはあって、どこに配るかは決めたんです。でも、その後どこに行ったか今日答えられないということは、行っていない可能性の方が強いじゃないですか。どこが行ったかということを言えるんですか。

〇委員長(津田弥太郎君) どちらが答えますか。──福島みずほ君。

〇福島みずほ君 普通だったら、ここまで来て、配る予定で、こう配りましたという報告が国会でなされるべきなんですよ。今日の時点で出ない。
そうしたら、できるだけ早く、この配付をしたかしないか、配付したかどうか、したとしたらいつなのかということを大至急私の方に、そうしたら委員会の方にも配りますので、報告をしてください。
成田に一万九千個留め置かれているというふうに言われているんですね。これについても、二日前まではそうでしたという回答でも結構ですし、いつ配ったのかということを教えてください。つまり、これは外国からもらって、みんな線量計欲しいんですよ。それが配られないというのはひどいですよ。だって、今日の時点で把握していないんだったら、まともに配っていないかもしれないじゃないですか。できるだけ早く配付した日時と配付先を具体的に教えてください。
もう時間がなくなりましたが、文科省、これ文科省は福島県下の学校全てに被曝計量器を配付するとしておりますが、現在、毎時三・八マイクロシーベルト以上の五十五校について配付済みと聞いております。できるだけ早く補正予算が付いたので配っていただきたいということと、福島だけでなく、東京のいろんな学校、お母さん、お父さんから言われます。関東圏域、東北地方各県においても放射線量を計測する、少なくとも学校などにおいてはすべきだと考えますが、その点についてだけ答弁をお願いします。

〇政府参考人(有松育子君) お答え申し上げます。
今先生からお話がございましたように、児童生徒の受ける線量が実際に継続的に低く抑えられているかを確認するために、原子力安全委員会等の助言も踏まえまして、四月十四日の、今御指摘ありました十四日の調査で比較的線量が高かった学校等でございますが、現実には現在、五十五の学校、園等に対しまして四月二十六日に積算線量計を配付いたしまして、教職員に携帯をしていただきまして、実際の受ける線量の状況を確認しているという状況でございます。
これによりまして、第一回目、四月二十七日から五月八日まで実際に計測しておりますけれども、その結果、平均〇・二二マイクロシーベルト毎時という……(発言する者あり)はい。
さらに、福島県等の要望も踏まえまして、五十五校・園以外の学校等につきまして積算線量計の配付を予定をしております。現在、県と配付先や、あるいはその配付したものの測り方、集計の仕方について調整しながら検討をしているところでございまして、速やかに、すぐにも配付する、その最後の詰めのところにまで至っているところでございます。
現在、今申し上げた福島県等の要望を踏まえて、県内の学校についてはそういうことで対応したいというふうに思っております。

〇委員長(津田弥太郎君) 時間です。

〇福島みずほ君 時間守ります。済みません。
端的に答えてください。
もうこれで質問を終わりますが、五十五校については配付はまだしていないということ……(発言する者あり)配付済みなんですね。それ以外についても幅広く配ってほしいということと、東京、首都圏、東北地方などにおいても計量器の配付を是非検討してくださるようお願いいたします。
お茶っ葉の件、お茶の件で農水省と闘っていますが、厚労省、命を守るために頑張ってください。派遣法の改正も今国会成立できるよう、よろしくお願いいたします。
以上です。

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